マウスピース MOUTHPIECE
睡眠中の「歯ぎしり」でお悩みではありませんか?
「歯ぎしりがうるさいよ」と家族に言われたことはないでしょうか。
自分では自覚はないけれど、周りの人にはよくわかるのが「歯ぎしり」です。
聞いている側からすれば不快な音です。
その点では、いびきと同じです。
しかし歯ぎしりはただ音がするだけではなく、歯をすり減らすか、歯を揺らす力になってしまいます。
歯が歯ぎしりによって揺れると、歯茎を退行させ、歯を支えている顎の骨を消耗させて溶かしてしまう危険性があります。
ちなみに、歯茎が退行してしまうのは、歯ブラシの仕方が原因だと思われていましたが、実際には歯ぎしりによる影響が圧倒的です。
歯ぎしりとは
無意識のうちに上下の歯を合わせ強い力がかかることです。
歯ぎしりは横に歯を動かすグラインディング、歯を食いしばるクレンチング、歯をカチカチ合わせるタッピングがあります。
音が出やすいグラインディングなどは自分や家族が気づきやすいのですが、音が出ないクレンチングは自覚症状がほとんどない場合が多いです。
意識がある時、歯が合わさる時間は1日20分程度と言われております。
また、自分を守るための反射があるため強い力で噛みこむことはワザとでなければありません。
しかし、無意識の時、特に寝ている時には反射が働かないため、歯ぎしりで強い力が何時間も歯や顎に加わるため、自分の歯が壊れていきます。
マウスピースの効果
当院では歯ぎしりの治療として、患者様に合ったマウスピースを製作いたします。
寝る時にそれをはめて寝てもらうことで、夜中の歯ぎしりによる歯へのダメージが軽減されるようにいたします。
歯ぎしり用のマウスピースは保険が適用されるので、約5,000~6,000円程度で製作可能です。
病名・処置方法などによっては、保険が適用されない場合もあるので、注意してください。
マウスピースをはめることで、次に挙げるような効果が期待できます。
知覚過敏の治療
歯ぎしりによって歯が揺さぶられると、噛んだ時に痛みを感じることがあります。
これは歯の根の周りにある歯根膜(しこんまく)が炎症を起こしてしまう歯根膜炎が原因です。
マウスピースによって歯根膜を安静にして、噛んだ時の痛みを少なくする効果があります。
顎関節症の軽減
顎の関節は、頭の骨と顎の骨の間に関節円板(かんせつえんばん)という軟骨でできたクッションがあります。
歯ぎしりが強いと関節円板がダメージを受け、顎が痛くなります。
マウスピースを使うことによって顎の関節に加わる力をやわらげ、顎の痛みを軽減する効果があります。
咬耗(こうもう)から守る
歯ぎしりは上下の歯をすり合わせることによって、歯の磨り減り(咬耗)が起こり、歯が短くなったり、
場合によっては歯の神経が出てきたりしてしまうことがあるのです。
マウスピースを使うことによって咬耗を防ぎ、歯を咬耗から守ることができます。
セラミックの保護
歯ぎしりが強い人は、セラミック治療の後に欠けたり割れたりしてしまう方がいます。
セラミック治療は体にとってはアレルギーもなくとても有用な治療ですが、
歯ぎしりのような強い力が長時間かかり続けると欠けたり、割れたりすることがあります。
マウスピースを使うことによってセラミックやセラミック治療をした歯を守る効果があります。
歯牙破折に
虫歯でもないのに急に歯が痛くなったり、歯茎が腫れたりするのは歯が割れてしまった可能性があります。
歯ぎしりが強い方は歯に強い力が加わり続け、割れてしまうことがあるのです。
マウスピースは歯ぎしりで歯に加わる力を分散し、歯が割れるのを防ぐ効果があります。
歯周病の悪化を防ぐ
歯ぎしりによって歯に力が加わると歯が揺さぶられ、歯と歯を支えている骨の間に隙間ができます。
その隙間に歯周病菌が感染すると歯周病が急激に進行いたします。
マウスピースは歯茎に加わる力を分散して、歯周病の悪化を防ぐ効果があります。
※午前受付(12:30まで)午後受付(18:30まで)
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